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スマレジでカード決済を導入するならJMSではなくAirペイな理由

カード決済導入は必須

スマレジを導入されている方にとって、一度は悩むことになるであろうこと。それは、

「カード決済を導入すべきか?」

 

この問いへの答えは間違いなくYESです。

 

その最も大きな理由は、カード決済(及びキャッシュレス決済)を導入していない現金のみのお店はそもそも来店されない確率が高いこと。

とあるアンケート調査によると、現金しか使えないお店だった場合来店意欲が減少すると答えた方の割合は7割を超えています。さらに絶対に来店しないと回答した方はなんと12.8%も存在したのです。

本来得られた売上が1000万円だと仮定すると、およそ128万円に相当する機会損失が発生している計算になります。

 

経済産業省が行ったアンケート調査では、回答した店舗のうち7割以上がなんらかのキャッシュレス決済を導入していると答えており、現金のみのお店はかなり少なくなっていることがわかります。こういった傾向は今後ますます進んでいくと考えられるので、そういった状況下では現金のみのお店を避ける消費者傾向はより一層強まっていくでしょう。

 

なのでなるべくはやくキャッシュレス決済、特にその中でも主流であるカード決済を導入することは必須であり、急務なのです。

 

スマレジを使っていてもAirペイを使おう

結論から言うとスマレジを使い込んだ私がスマレジユーザーにおすすめするのは「Airペイ」です。そしておすすめしないのが「JMSおてがるPay」です。

スマレジ公式サイトに掲載されている決済サービス

スマレジ公式サイトに掲載し、アプリで連携がとれる決済サービスは以下のとおりです。(2021年7月2日現在)

  • JMSおまかせサービスWebプラン
  • JMSおまかせサービスおてがるPay
  • StarPay
  • 楽天ペイ
  • STORES決済
  • Square
  • PaymentMeister
  • スマレジPAYMENT

このうちカード決済が使えるのは、QR決済専用のStarPayを除くすべてです。

そしておそらく公式サイトの一覧表を見て比較するとき、候補にあがってくるのは「JMSおてがるPay」「楽天ペイ」「Square」あたりでしょう。

加えて「JMSおてがるPay」はサイトの上部に目立つように掲載されていますから、何も問題がなさそうならこれを選ぶ人も多いと推察されます。

私もそうでした。しかしそれがなのです。

JMSおてがるPayを選んではいけない理由

選んではいけない理由をあげる前に、私が初めにJMSおてがるPayを選んでしまった理由を説明します。

JMSおてがるPayを選んでしまった理由

1.スマレジ公式のおすすめ

上記でも申し上げたように、JMSおてがるPayはスマレジ公式サイトにおいて目立つように配置され明らかに推奨されています。公式がプッシュする決済サービスなら最も連携がスムーズだろうと考えたのが大きな理由の一つでした。

2.レシートプリンターが無料

JMSおてがるPayは決済端末が無料でした。しかしこれは他の決済サービスでもよくあるキャンペーンで、どこでもほぼ常にこういったキャンペーンが行われています。

しかしこれに加えてレシートプリンター(約2万円相当)まで無料でついてくるというのはJMSおてがるPayだけでした。

3.企業の信頼性

JMSは「JCB・三菱UFJニコス・UCカード出資により設立されたクレジットカード決済代行会社」です。よくわからない企業でもなく、昔からある日本のカード会社による出資で設立された会社なら問題ないだろうと判断しました。

4.これといった欠点のなさ

上記3つに加え、他の決済サービスと比較しても決済手数料も使えるブランドもほとんど変わらず、見かけ上は何も問題がなさそうだったのでJMSおてがるPayを申し込むことに決めました。

 

以上がJMSおてがるPayを選んでしまった理由です。これは導入前の比較検討で思っていたことですが、実際に利用してみるとこの認識が誤りであると思い知らされました。

次にJMSおてがるPayを選んではいけない理由をお伝えします。

JMSおてがるPayを選んではいけない理由

1.レシート印刷が必須

レシートプリンターが無料でついてくるまでは良かったのですが、実はその理由がまさかレシート印刷が必須だからだとは思いませんでした。原則すべての決済でお客様控え・店舗控えの2枚が印刷されます。

スマレジと連携して決済した場合はカード決済に限りレシート印刷をスマレジのみにすることが可能ですが、iDやQUICPayではできません。

このレシート印刷はスマレジで使っているレシートプリンターとは別の無料でついてきた方のレシートプリンターからのみ印刷されます。その上印字速度はとても遅いのでQUICPayやiDで素早く決済できると思われているお客様をお待たせする結果になってしまいました。

またレシートロールの費用、レシート切れによるレシート交換の手間など想定していなかったコストが発生してしまったのです。

2.使いづらいアプリ

JMSおてがるPayは「JET-smart lite」「JET-smart lite EM」という2種類のアプリを利用します。前者がカード決済、後者が電子マネー決済です。とにかくこのアプリが使いづらい。

 

まず私が不便に感じたのは確認ダイアログ(○○しますか?→OKボタンをタップのようなポップアップのこと)の多さです。決済なので慎重になるのはわかりますが、いくらなんでも多すぎです。OKを押さない限り先に進まないので、ひたすら連打することになります。

 

次に履歴を簡単にチェックできないということ。他のアプリなら決済履歴をアプリ上で閲覧するのは容易です。もはや当然といってもいい機能ですが、なんとJET-smartにはありません。つまりレシートで確認しろということです。

 

1日の終わりに日計処理をしなければならないのも問題です。

要はレジ精算のようなもので今日の決済明細をレシート印刷しなければなりません。この作業をもってセンターにデータが送信されるため必須です。ここでも大量のレシートが消費されます。他のサービスでは不要でした。

 

そして極めつけはエラーのわかりにくさ!カードを端末にさして、暗証番号を入力して、カードを抜いて「業務完了」と出てスマレジアプリに戻ったときにようやく「決済エラー」と出てくるのは深刻な問題です。序盤の読み取りエラーくらいなら早めに出ますが「業務完了」と出た後にエラーでしたとなるのは言語道断でしょう。

 

3.手続きが煩雑

昔からある企業の出資だから信用できると思った面が裏目に出ることもありました。

会社の住所変更手続きやその他手続きが公的証明書添付の郵送だったり、最も簡単な手続きでは電話で、とにかくWEB上で簡単に手続きといったものは一切ありません。

セキュリティが高いと効率は落ちると言いますが、いくらなんでもWEBでできなさすぎでした。

 

4.スマレジ連携なんてどうでもよかった

スマレジと連携できるというメリットも不要でした。そもそも連携するとどうなるのかというと決済時に選択するとアプリが切り替わって金額が自動で入力されている……くらいのものです。入力ミスを防ぐという意味では有用ですが、必須というほどでもありません。

 

スマレジでもAirペイな理由

Airペイとは

そもそもAirペイとはリクルートが提供しているキャッシュレス決済サービスのこと。最近ではオダギリジョーが出演しているCMでご存知の方も多いのではないでしょうか?

リクルートはAirレジというスマレジとライバル関係にあるPOSレジアプリを提供しており、AirペイはAirレジを使っている人向けのものという印象を抱いているかもしれません。

しかし実際のところAirペイはAirレジを利用している必要はなく、スマレジユーザーにもぜひおすすめしたい決済サービスなのです。

その理由をご説明いたしましょう。

1.JMSおてがるPayにおけるデメリットがほぼ無い

どうしても引き合いに出してしまいますが、JMSおてがるPayを選んではいけない理由であげた事柄がAirペイでは存在しません。つまりレシート不要・アプリは簡単で使いやすい・手続きはほぼWEBで完結。これだけでも選ぶ理由にはなりえます。

2.タイミングが良ければiPad貸与もある

Airペイでは基本カードリーダー無償貸与のキャンペーンが常に行われていると思って差し支えないでしょう。それに加えて時期によってはiPad無償貸与なども行われています。

AirペイアプリやスマレジアプリなどiOS端末必須であることは多いので、iPad無償貸与はとても大きいメリットです。

ただ頻繁に行われているわけではなく、人気なので実際に使い始めるまでにかなり待たされる(2〜3ヶ月)のがデメリットです。執筆現在は世界的半導体不足によってiPad生産も追いついていないので当分行われないのではないかと筆者は予想しています。

3.カードのタッチ決済が使える

最近のクレジットカードにはこんなマークがついているのをご存知でしょうか?

実はこれクレジットカードのタッチ決済が使えるというマークなんです。

従来ですと普通の店舗ではクレジットカードは磁気を読み取ってサインをもらうか、ICチップを読み取って暗証番号を入力するという手間がありました。

しかしタッチ決済が使えれば原則10,000円までサインや暗証番号なしに、タッチするだけで決済できるのです。

iDやQUICPayが使えるものもありますが、電子マネーはクレジットカードに比べて決済手数料が上がってしまう要因なのでできるだけカードによるタッチ決済を使ってもらえるのが理想的ではないでしょうか。

 

執筆現在でこのタッチ決済に対応している決済サービスは少なく、スマレジ公式サイトに掲載されているものだとSquareのみでした。

連携ができる分Squareの方がいいのかもと思いましたが、こちらは決済端末にグレードがあり、安価なモデルだと暗証番号入力ができなかったり磁気読み取り用の端末が分かれていたりと、おすすめかどうかは場合によると感じました。それがおすすめにしなかった理由の1つです。また私自身がSquareに関しては使った経験がないためおすすめにはしませんでした。

Airペイをスマレジで実際に使ってみた感想

私の場合、レジを2台設置しているところで共有して使いたかったので、スマレジアプリを使っているiPad2台とは別でiPhone6sを設置し独立させました。

スマレジアプリをいれているiPadにAirペイをいれると、アプリ切り替えが発生するため不便に思ったからです。レジ決済にそこまでスピードが求められずレジが1台なのであれば統合してしまっても問題はないでしょう。

 

さてAirペイをスマレジで使うには複雑なことはありません。スマレジで普通に商品をとおしたらその金額をAirペイに打ち込んで決済し、スマレジでは「カード決済」を選択してチェックアウトするだけです。

 

実際にAirペイにして感じたのは圧倒的な決済の速さ

まず当然ですが電子マネー決済は本当に速いです。JMSおてがるPayでとてつもなく不満だった遅さが嘘のように、というよりも本来の決済スピードを取り戻しとてもスムーズに決済できるようになりました。お客様をお待たせすることもありません。

 

次にやはり注目すべきなのはクレジットカードのタッチ決済です。

電子マネーやQR決済が広く浸透した今でもクレジットカードで決済する人はキャッシュレス決済のうち体感的に半分以上いらっしゃいます。

Airペイであっても暗証番号入力が発生する場合は正直言ってあまり速くはありません。

ただ一定数いらっしゃるタッチ決済対応のクレジットカードをお持ちのお客様は驚くべきスピードで決済が完了します。

カードのタッチ決済をする度に、Airペイを導入してよかったと心から思うのです。

 

他にもちょっとした確認のために履歴を見たり、場合によってはキャンセル処理も簡便にできたのがとても良い点でした。

 

もしいまからカード決済を導入しようとしている方、そして今のカード決済サービスに不満があるスマレジユーザーは一度Airペイという選択肢を考慮してみてはいかがでしょうか?

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