化石PC DELL Inspiron580
最近はスマートフォンやタブレットの普及によって、PCは別にいらないという人が増えつつあります。そんな流れに反して、ゴリゴリのPC世代である僕にとってメインで使うのはやはりPCです。
学生のころ、初めてMacbook Airを手にして以来、買い替えてもメインは変わらずMacbook Air。この端末はAirと名を冠するように軽いのですが、毎日カバンにいれて歩くには負担がかかるくらいには重いです。

そこでいちいち持って帰らなくても済むように、自宅にある古いPCを使おうと思い立ちました。そのPCとはDELLのInspiron580。高2の冬にお年玉で購入した思い出のあるPCですが、発売が2010年とすでに9年が経過している化石であるため放置していたPCです。

そのスペックがこちら。
CPU | Intel Core i3 530 |
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メモリ | 4GB |
ストレージ | HDD:500GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForece xxx |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit |
さすがにこのままでは快適に使えませんね……
メモリ増設
デスクトップPCのスペックアップでおそらく最もポピュラーなのは、メモリ増設でしょう。なぜならメモリを増設するのは効果が高い&初心者でも簡単だからです。
メモリ増設は効果が高い
メモリはよく作業机に例えられます。作業机が広いと辞書や資料を同時に広げておくことができるのと同じように、メモリが大きいほどアプリケーションを同時に使っても重くならないのです。

もしメモリが足りないとHDDの領域を使うことになります。ただHDDは読み書き速度ははやくないので当然処理は遅くなりますし、HDDの寿命も縮めることになってしまいます。
年を経るごとにメモリを大量に使用するアプリケーションは増えていて、古いPCが重いのはメモリが足りないせいである可能性はけっこう高いのです。
そんなわけでメモリを増やすと、快適に動作したりします。
メモリ増設は初心者でも簡単
メモリ増設はPCパーツを増設・交換するなかでも特に簡単と言われています。
なぜならメモリをメモリスロットにさすだけだから。
USBメモリをUSBポートにさすだけにも似たような言葉ですが、たしかにそれくらいの難易度です。
メモリ増設やってみた!
メモリスロットはInspiron580に4つあって、そのうち2つは空きスロットになっています。そこにAmazonで購入したメモリを2枚さして、合計8GBにしていきましょう!
メモリには規格があります。Inspiron580の場合はDDR3-1066 DIMMのメモリが適合しましたが、PCによって規格は異なるのでもし自分をメモリを増設しようと思い立った方は、必ず規格を間違えないようにしましょう。

つめを開いて……ガシャコン!
※ガシャコンした写真を撮り忘れ

というわけでメモリ増設が完了しました。簡単ですね。
一つ注意点としましてメモリをさすときめちゃくちゃ固いので、けっこうな力を要します。なので向きなどが間違っていないことを確認したら、強めに押し込んであげましょう。しっかり押し込めると、ツメが閉じるのでそれが目印ですね。
僕は押し込みが甘く、最初はPCが起動しなかったのでめちゃくちゃ焦りました。もし同じように起動しないとき、メモリ増設しかしていないなら、原因は9割方メモリなのでちゃんとささってるかなど確認してみてください。
メモリ増設の効果は?
メモリは一般に使用率が70%を越えているとHDDにアクセスする頻度が増えて重くなるそうです。
僕の普段使いだとメモリは3.5GBほど使用していたので、割合になおすと87.5%!アホですね。しかし8GBに増設したことでメモリ使用率約44%とかなり落ち着きました。よほどのことが無い限り、HDDに頼ることはなさそう。
実際使ってみた感想としては、ストレスなくサクサク動いているといった印象。CPUは古いのですが、そこまで足を引っ張っている感じはしませんね。
もし今後メモリがもっと必要になっても、換装するのは簡単なのでまたやってみてもいいかもしれません!