書評

【時間管理術】「ちびまる子ちゃんの時間の使いかた」感想【大人にも】

「あれもこれもしなきゃいけないのに時間がない!」「1日が50時間欲しい!」なんて時間の無さを痛感する毎日。時間管理の必要性をヒシヒシと感じています。

しかし巷の時間管理術の本はなにやら長ったらしく、小難しい。結局それを読むのにも時間がかかる上、実践にはあまり生かされないこともざら。

そんな中「お、これは」と思って手にとったのが、今回紹介する「ちびまる子ちゃんの時間の使いかた」です!

ちびまる子ちゃんの時間の使いかた

ぱっと見てわかるとおり、「ちびまる子ちゃんの時間の使いかた」は児童向けの書籍です。対象年齢はちびまる子ちゃんと同じ小学3年生くらいでしょうか。

小学生は漫画やゲームなど遊びたい盛りな一方で、宿題などやるべきこともしっかりあるので、これをしっかり効率よくこなすための時間管理術本となっています。

しかし時間管理術が必要なのは大人も変わりません。仕事中もそうですし、仕事以外の時間もうまくこなさないといけないことが山ほどありますよね。

本書で述べられていることは、小学生にもできるような簡単なことでありながら、基礎的なテクニック。どこかのコンサルタントが書いた尖ったテクニックよりも、まずは基本中の基本にトライしてみてはいかがでしょうか。

この本に載っているのは例えば以下のようなもの。

「To Doリスト」と「しめきりカレンダー」

もはややっていない人はいないと思いますが、まずはやることを書き出す「ToDoリスト」。忙しくなると忘れがちになるので、一覧にして書き出しておきましょう。

「しめきりカレンダー」は今日ではないものの、先の未来に締め切りのあるものを書くカレンダーです。これも普通の手帳にある機能なので使わない人はいないでしょう。

この2つはすべてのベースになります。大人向けの本だとToDoリストは意味がないだとか、色んな主張が出てくることになりますが、まだやっていない方は始めてみて、メリット・デメリットを検証しましょう。

スケジュールに落とし込む

この2つができても、そのままでは行き当たりばったりになってしまいます。そこで次のステージ「段取り」へ進みましょう。

To Doをいつどのように進めるのか、スケジュールに落とし込みます。

この段階でもっと効率の良い順番や方法が思いつくかもしれません。行動する前に計画を立てましょう。

「時間の感覚を磨こう」は大人も重要

この本で私が最も感心したのは「時間の感覚を磨こう」のページ。時間の感覚とはタスクやイベントに要する時間を見積もる能力のことです。これがないとスケジュールが立てられません。

本書では自分のタスクについて「所要時間の予想」と「実際のかかった時間」を記録するという方法を紹介しています。これが実に良い。

人間は未来の自分の能力を過大に評価してしまう傾向があるので、たいてい予想よりも実際の方が所要時間は長くなってしまいがち。スケジュールをうまく立てるためにも、時間の感覚は磨いたほうが良いのです。

しかしそうやすやすとできることでもないので、まずは自分が見積もった時間よりも倍くらいの時間がかかる想定でスケジューリングすれば、「時間が足りなくてできなかった」が減り「思ったより早くできた」という達成感につながるのでおすすめです。

けっこう基礎的な内容が書いてある「ちびまる子ちゃんの時間の使いかた」。漫画もおもしろくてサクサク読めますし、子どもはもちろん大人も初心に変えるつもりで読んでみてはいかがでしょうか。

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