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全裸派がMacbook Proを保護したわけ
いまからフィルムやケースなどの保護アクセサリについてレビューしていくにあって、初めに言っておかなければいけないことがあります。
実は私、保護アクセサリ不要派でした。
以前使っていたMacbook Airもむき出しで、なんの保護もせず4年以上使っていましたし、さらにその前に使っていたAirも保護なしで4年使いました。
そんな保護アクセサリ不要派の私が、今回フィルムなどの保護アクセサリを購入した理由を説明します。
1.Macbook Proのキーボードは壊れやすい

現在のMacbookシリーズに採用されているバタフライキーボードは、実に壊れやすいことで有名です。ほこりなどが原因で異常をきたすらしいのですが、普通に使っていくなかでほこりを避けることはできません。
Appleでは対象の製品は無料で修理できる、キーボード修理プログラムが行われています。なのでもし壊れてしまったとしてもなおせば済む話とも言えるでしょう。
しかし無料とはいえ修理に持っていくのも手間ですし、その間使えなくなるのは困ります。なのでせめてキーボードカバーくらいはしたほうがいいかなと思ったのです。
ついでに皮脂によるテカリも抑えられますしね!
2.Macbook Airの査定額が低かった

4年間なんの保護なしに使ってきたMacBook Air。先日某家電量販店で買取に出したのですが、この査定額がけっこう低かったんです。なんとおどろき、最高査定額の約25%。
その原因の1つが液晶にムラなどが見られるとのことで、担当者曰くキーボードに直接あたったりすることがダメなんだとか。
他にも本体下部にキズがついていたり、キーボードがテカリまくっていたりとけっこうひどい状態でした。
そこらのPCと異なり、Apple製品は中古も高値で取引されます。それ故、今使っているものを買取に出してちょい足しで新製品を買うことも珍しくありません。そんな買取前提なのに、保護をまったくしていなかったために査定額が低いなんてつらいじゃないですか。
そんなわけで新しいMacbook Proは多少なりとも保護してあげようかなと思ったのです。
コスパ最強!?全部入りを選んだ理由
保護アクセサリはそれこそ無数にあります。差異があまりないように見える商品が山のようにある上、価格もピンキリで選びようがありません。
そんななか選んだのがBelkのプロテクター&フィルム&キーボードカバーセットです。なぜこれにしたのでしょうか。
まず前提としてキーボードカバーを買うと決めたときに「カバーのわずかな厚みによって閉じたときに画面が汚れる」という情報を知りました。つまりキーボードカバーをつけるなら、画面にフィルムを貼らねばならないのです。
キーボードカバー+フィルムを探してみますが、2つ買うとまあまあのお値段。実質キーボードしか守れないのにです。
そうしてAmazonの奥地をさまよっていると、2,000円でキーボードカバー、画面保護フィルムに加え、本体プロテクター、トラックパッドフィルムの全部入りセットを発見しました。
もしどれかが使えないゴミでも、それなりに諦めのつく値段。しかもキーボードカバーは何を買ったとしても消耗品のため今後買い替えが余儀なくされるものですから、もし仮にこれが気に入らないとしても買い替えたらなんとかなる!
こうした考えで購入にいたりました。
一つ一つが最低限の水準を満たしている
キーボードカバー

まずは非常に重要なキーボードカバー。シリコン素材のキーボードカバーを本体のキーボードにかぶせるタイプです。接着する要素はありませんが、滑り止めのような素材なので大きな問題はありません。
デザインは色合い的にも本体に違和感なく溶け込んでおり、知り合いに見せた所「つけてるのがわからない」とのこと。
しかしもちろん気に入らない部分も。
まず印字されている表記がちょっと古く、本来のキーボードであればshiftなどはすべて記号に置き換わっているところ、英語表記になっています。またcapsロックキーのライト部分が不自然に大きく空いているのも減点。
滑り止めのようになっているのが裏だけならいいのですが、表もすべりが悪いのもいただけません。私はあまり指を持ち上げずにスライドしていくことが多いので、タイピングにひっかかりを感じます。
極めつけにキーボードカバーがけっこう波打ってきます。ピンと張っていても、使っている際の指との摩擦のせいか少しずつずれてくるのは、よくはないですね。もちろん全然違うキーのとこまでずれるってことはないのですが、ちょっとした起伏ができてしまいます。
とはいえこれらの弱点は、他の単品で売られている製品にも共通して言える部分のようで、割り切って使っていくしかないのでしょう。
逆に単品と遜色ないと考えれば、良い商品であるとすら言えます。
画面フィルム・トラックパッドフィルム
画面保護のフィルムと、トラックパッドフィルムに関しては、特筆すべき点がありません。めちゃくちゃ普通のフィルムです。何か特殊な加工がされていたりもしませんし、何が大きなデメリットがあるわけでもありません。
シンプルに汚れを防げるという意味ではこれも良い商品でしょう
プロテクター
実はこれが想定外で、予想外に気に入っているものです。
MacBook Pro本体を覆うようにつける透明のプロテクターで、さすがに大きな衝撃は防げそうにないものの、ちょっと落として大きなキズがつくことがなくなります。
なによりつけているときの艶感が案外気に入っているポイント。本来のMacの良さは薄くなるものの、ピカピカしているMacBook Proというのもなかなか良いものです。
とあるYouTuberのMacBook Proがピカピカしているのを見て、なにかコーティングしているのかなと思っていたのですが、おそらく彼らもプロテクターをつけていたのでしょう。
そうしたいなら間にステッカーを挟んだり、プロテクターに貼ったりして個性を出すことが可能。本体に貼るのは抵抗があってもプロテクターにならいけそうです。
買い替え前提で初回購入におすすめ
今後これ、特にキーボードカバーを使い続けることはないでしょう。なぜなら必ず劣化していく消耗品だから。しかしこのセットは非常にコストパフォーマンスの高い商品です。いままさにMacBook Proを買ったばかりの人、これから買おうと考えている人におすすめです!