PayPayが残高の出金に対応しました!
サービス開始当初から「出金」の機能が追加されることは、アプリ内でも明らかにされていたので、ようやくその時が来たという感じです。
出金できるのはPayPayマネーのみ
PayPayの出金は指定口座への振込という形で行われます。
しかし、この出金、PayPayの残高すべてが出金できるのかというと、そうではありません。
2019年9月30日より、PayPay残高は4種類になりました。
- PayPayマネー
- PayPayマネーライト
- PayPayボーナス
- PayPayボーナスライト
の4つです。この内出金ができるのは「PayPayマネー」だけなので要注意!
PayPayマネーというのは、本人確認済ユーザーが銀行やヤフオク売上金等からチャージした残高のこと。
PayPayマネーライトは、本人確認をしていないユーザーの場合。
PayPayボーナスはキャンペーン等で付与される残高のうち無期限のもの。ライトは60日間の期限付き。
要は身元をはっきりさせてチャージしたやつは引き出せて、そうでないのは無理ということです。ちなみに送金は「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の両方で可能となります。
手数料はどうなる?
無料で出金できれば御の字ですが、実際の所どうなんでしょう?
ヘルプページによると基本の出金手数料は100円です。コンビニATM手数料などを考えるとかなり良心的な価格設定ではないでしょうか。
ちなみにジャパンネット銀行への出金手数料は0円!つまり無料です。
ジャパンネット銀行はグループ内なので色々と優遇措置がありますが、ここでも同じく優遇されていますね。
PayPayは生活に根付くか?
出金ができるようになったことで、PayPayの使い勝手はさらに向上しました。
いままでだとチャージしたら出金できないので、チャージ額は少なめにしておく感じでしたが、これならけっこう一気にチャージしちゃっても、いざというときは引き出せばOKです。
人に送金するのもPayPayでという人は増えるに違いありません。
いままではPayPayでしか使えない残高を送金されるとあまり利用頻度の高くないは困る場合も多かったと思います。しかし、今は出金ができるのでとりあえずPayPayで送金しておいて、別に用途に使いたい人は出金してもらうということが可能になりました!
最近では結婚式のご祝儀をPayPayで受け付けたという方がTwitterで話題になっていましたが、その際も「出金ができないのがネックでは?」と言われていました。それもこれで解決です!
いま送金・出金ができるのは私の記憶だとLINEPayとPayPayのみ。やはりこの2つかコード決済の担い手となっていくのでしょうか?